施工の流れ 基礎の完成から
基礎が出来上がり、これから建て方です。
工場で加工された材料が運び込まれ材の番号を図面と合わせながら取付組み立てて行きます。
先ずは土台敷き 通気を良くする方法としてプラスチック製の基礎パッキンと言うものを土台の下に敷き込みます。
その上から土台を置きアンカーボールトで緊結固定します。
柱起こし
敷き込まれた土台の番号と合った柱を配置しほぞ穴に差し込み固定します。
標準仕様の杉材の無垢板を柱の溝に落とし込み固定
標準仕様の杉材の無垢板を柱の溝に落とし込み固定。
ここからは高い所なので足場に登って少しきけんな作業に成ります。
柱のてっぺんから溝に沿わせ落とし込みます。
梁・桁などの上物の取付
それぞれの柱が起こされ壁板も取り付けられたら梁や桁等を取り付けて行きます。
梁・桁の上に束柱を建てその上に母屋(屋根の野地板を受ける材)を取り付けます。
野地板の取付
母屋の取付まで終わると次に標準仕様の杉厚板の材(野地板)を取り付けて行きます。
今までに増して危険な作業に成ります。最新の注意が必要です。
野地板は厚さ3センチくらいの杉の無垢材をかみ合う様加工をした物です。
その凹凸を合わせつつ一枚ずつビス固定していきます。
屋根葺き
野地板張りが出来、防水紙を張りそしてアスファルトシングルを葺いて行きます。
内部の床張り
内部の床は 標準仕様は一部コンクリート土間・他一部杉の無垢厚板張り。
約半分はコンクリートの金鏝押えの仕上げ。
残りの約半分は杉の厚い無垢板張り。
コンクリートの床は車が乗っても大丈夫な厚さで、
板の床は杉の無垢板で足触りも優しく温かい感じです。
外壁を張る・塗る等々
標準仕様の杉板でかべは出来ていますが、それ以上に断熱等考えるともう一層外壁が有ればと思います。
工法は多々あります。
現在ではサイディングが多い様ですが、下地を付けてモルタルを塗りそして塗装をするとか、焼き板を張るとか、それぞれオプションで如何なる仕上げも出来ます。
憧れのロフト
標準仕様でロフトの付くタイプ
床はもちろん杉の厚板。
建物は一年毎の点検を
点検は全体的には一年毎でも、局所的にはもう少し短いスパンで行いましょう。
特に水周り・・・給排水管の漏れは点検の重要な部分です。雨漏りも放って置いては大変な事に成ります。
シロアリは何処から飛んでくるか分かりません。防蟻処理をしていれば安心ですが、予防をしていなければ、雨漏り・給排水の漏れなど、水分が有り湿った所には要注意です。
又電気設備の点検もこまめにした方がいいでしょう。漏電や配線結線不良とか、トラッキングなど火災に繋がる事例も耳にします。
外回りでは意外と気が付きにくいですが、大きな庭木の根がワルサをします。構造物の近くの木の根は時々見て処理をした方がいいでしょう。他にも点検項目は有りますが、さしずめ被害が大きく成る部分を重点アフター点検致します。